誕生月に届く、ねんきん定期便の見方わかりますか?

FullSizeRender 25気づくとこんなハガキが家に届きますよね。

”ねんきん定期便”

この名前に聞き覚えが有る方は多いはず。

しかし、どうしても見方がよくわからなくて、
なんとなくとっといてあるのに、わからずにしまいこんでいませんか?

50歳以上のねんきん定期便には、受け取れる年金の見込み額が書いてあるんです!!このハガキ一枚でどんなことがわかるかというと・・

  • これまでの全部で何ヶ月年金に加入していたか
  • 老齢年金を受け取れるようになったらいくらもらえるか、という見込み額

が書いてありますが、一番大事な部分は

きちんと年金を受け取れる資格があるかを確認できる!!

という部分だったりするので、必ず確認してみてください。

※すでに受け取っている人には通知されません。

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さて、年金定期便の粘着部分を開いた形をごらんください。
上の写真は、50歳以上の方が受け取るタイプのものです。実際は、ここに受給資格期間や金額が詳細に記載されていますね。その中で赤字で囲んだABの部分をごらんください。

50歳以上の場合
A.受給資格期間
B.老齢年金見込み額

50歳未満の場合
A.受給資格期間
B.これまでの納付額

というように・・
50歳未満のねんきん定期便には、「B」部分にこれまでの加入実績に応じた年金額とこれまでの保険料納付額が記載されています。

原則として「A」が最低25年(=300月)の加入期間に1カ月でも足りないと、公的年金を1円ももらえません。

つまり、ここでまずチェックしてもらいたいのは、” A “の部分です!
「受給資格期間」が300月を超えているかどうかを必ず確認してください。

ここで、Aが300月を超えていれば、受け取れますがそうでない場合は・・・

満額は受給できないけれど、任意加入することで受給資格を得る救済措置も!

60歳までに老齢基礎年金の受給資格期間(25年)を満たしていない場合や、40年の納付済期間がないため老齢基礎年金を満額受給できない場合であって、厚生年金・共済組合に加入していないときは、60歳以降(申出された月以降)でも任意加入することができます。ただし、さかのぼって加入することはできません。

受給資格に満たずに1円ももらえなくなった、ということが無いように任意加入という形での救済措置です

    1. 65歳までに国民年金に任意加入する。

65歳をすぎても25年に満たない場合は、昭和40年4月1日以前生まれであれば70歳まで任意加入することができます。ただし、年金額を増やす目的での任意加入はこの場合は認められません。

    1. 会社勤めをして厚生年金保険に加入する

70歳になっても25年間に満たない人は、会社に勤め続けていれば受給資格を満たすまで厚生年金保険に加入できます。

以上のような、いずれかの方法があります。制度が変更する可能性もありますので必ずお近くの市町村に確認してください。

また以下のような場合の方も任意加入することができます。

  • 年金額を増やしたい方は65歳までの間
  • 受給資格期間を満たしていない方は70歳までの間
  • 外国に居住する20歳以上65歳未満の日本人

日本国内に居住している方の任意加入のお申込窓口は、お住まいの市区役所・町村役場です。

さて、Bを見ると1年間の受取見込み額が書いてあります。
中には64歳〜の見込み額、65歳〜見込み額とそれぞれの歳に応じて見込み額が書かれている場合もあります。
国民年金に原則として25年以上加入した人が65歳から受ける、全国民に共通した年金です。年金額は40年加入した場合が満額となり、加入年数がそれに満たない場合は、その期間に応じて減額されます。本人が希望すれば、60歳以降から繰り上げて、また、65歳以降に繰り下げて受けることもできます。

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年金の受取って60歳からじゃなかった??

昭和61(1986)年年金制度改正により、老齢厚生年金の支給は65歳からになりましたが、厚生年金の加入期間が1年以上あり、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていれば、「特別支給の老齢厚生年金」といって当分の間、60歳から64歳までの老齢厚生年金が特別に支給されます。年金額は、定額部分と報酬比例部分で計算されます。(くわしくは日本年金機構ホームページもしくはお近くの年金事務所にてご確認ください)

最後に・・
年金定期便は誕生月に届きます。35歳、45歳、59歳の方の場合は、封書の年金定期便が届きます。これまでの年金加入履歴に「もれ」や「誤り」が無いかを確認するためのものです。年金の支払い忘れの他にも、こういう誤りで実際の受給金額が少なくなる可能性もありますので必ず、チェックしましょう。
また、「ねんきんネット」を見るとこの封書やハガキを待たなくてもいつでも年金加入履歴や、受取見込み額などを確認できますので、ごらんください。

参考書:定年直前から死んだ後まで。お金の手続きがすべてわかる本 著:尾久陽子

 


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