おひとりさまの終活を考える -番外編

おひとりさまの終活を考える ━
前回は「発見されるまでの時間」について書かせていただきましたが、今回はいきなりの番外編「残されるペットたち」について、一緒に考えていただけたらと思います。

pet01.jpg

ペットが残されるという悲劇。

おひとりさま世帯が増えている現代、長年ペットを飼って可愛がられているおひとりさまも多いと思います。
人の心を癒し、かけがいのない存在となるペットたちですが、飼い主の方が亡くなられたり、突然入院されたりして、部屋に一人残され閉じ込められるケースが増えているそうです。私も猫を飼っておりましたので、「家族」であるペットが食べるものもなく、来る日も来る日も飼い主の帰りを待ち続けることを想像すると、悲痛で…なんとも無念やるかたない感情で胸が苦しくなりますし、命を預かる以上、飼う前の心構えが本当に大切なのだと改めて考えさせられます。

内閣府の調査(2010年)では、ペットを飼っている60代は36.4%、70代では24.1%。ところが、犬や猫を飼いたいが飼えない理由を年代別に訊いたところ、70代の3割が、「最後まで世話をする自信がない」と応えたそうです。
参考記事:DIAMOND ONLINE
ペットフードの改良や医療の進歩等によりペットの寿命が延びているという背景もあり、おひとりさまがペットを飼うにはそれなりのバックアップが必要となりますが、ご家族や親戚には託せない事情があったり、行政との連携もうまくいかなかったりと問題は切実です。

では、おひとりさまが自分にもしものことがあった場合のことを考え、ペットを飼うにはどうしたら良いのでしょうか。

pet02.jpg
いくつかの方法をご紹介させていただきますので、ご自身で問い合わせや相談を行った上で検討してみてください。

  • 高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワーク【VESENA】
    ペットの散歩や飼育支援、万が一ペットを飼えなくなった場合、新しい飼い主を探すお手伝いをしてくれる民間団体(NPO法人)です。数はまだ少ないながらも、ペットとともに入居できる老人ホームや高齢者向け住宅もあります。
    また、講演会のお知らせや活動報告がご覧いただけますので、一度ホームページをご覧ください。
  • 家にペットがいますカード
    名前や外見についてはもちろん、ご飯のあげ方など、ペットに関するさまざま情報が書き込めるように作られています。制作者の「きなこ舎さん」がPDFファイルを無料公開してくださっていますので、ご自身のプリンターで印刷して使用してください。保険証と一緒にパスケースに入れて持ち歩く方もいらっしゃいますし、個人的にも是非たくさんの方に活用して欲しいなぁと思うカードです。

 

実際に残されてしまったペットたちのその最期は、悲劇としか言いようのない姿で聞くに堪えません。大切にしたい愛する家族だからこそ、現実を知り万が一のリスクを想定し、できるだけ長く一緒に過ごせるよう良い方法を探していきましょう。

 

[PR]家族として一緒に過ごした時間を大切に。 これからも会いに行ける近郊のペット火葬


【関連情報】