「皆食・共食」をたのしみ「こ食」を知る

皆さんは、「皆食」もしくは「共食」という言葉をご存知でしょうか?
家族や友人、地域や職場の人たちと一緒に食事をすることです。「何を作ろうか?」「何を食べようか?」「美味しいね」などの会話も含まれます。
最近、自宅に引きこもって他人との接触を拒む、おひとり住まいの高齢者が増えてきていると聞きました。そういう方の心と身体の健康は、どのようにケアされるのか…調べて行き着いたのが、様々な人と一緒に食を楽しむ「皆食・共食」でした。お料理を作ること・食べることがストレス解消という方もいらっしゃいますし、やはり「食」というものには何か底知れぬチカラがありそうですよね。

実は2010年、おひとりで食事をすることが多い高齢者(男性の場合)は、一緒に食事をする人がいる高齢者に比べて鬱になる可能性が、2.7倍に高まるという研究結果(女性の場合は1.4倍)が、東京大学の研究チームから発表されました。1980年には19万人だった高齢単身者(おひとりさま)も、2035年には120万人に達すると言われておりますし、終活の一環として、老後をいかに健康的に過ごしやすい環境にするのか、ということも考えてきたいところです。

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とはいえ、食事は一人でゆっくり摂りたい、また年齢を重ねるごとにこだわりが増えたり頑固になったり…誰もが簡単に「皆食・共食」を実行できるわけではないと思いますが、そのメリットを少し説明させていただきます。

  • 楽しく食事ができて、笑顔になる。
  • コミュニケーションを図ることができるため、絆が深まる。
  • 主食・主菜・副菜のそろう比率が高まり、栄養のバランスがとりやすくなる。
  • 食べるだけでなく、食事のマナー、あいさつ習慣、食べ物を大切にする心など様々なことを学ぶことができる。
  • 会話をすることで、食だけでなく様々な事柄に関する知識や関心が深まる。
  • みんなで食べると、美味しい!!

農林水産省ホームページでは、食育の推進としてシニア世代の共食を薦めています。年代別に食生活のアドバイスも掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

 

では、ここで突然の「こ食クイズ」です!!

下記1〜6の ◯ 内には「個、濃、粉、孤、小、子、固」のいずれかが入ります。脳トレにも効果的なクイズですので、ぜひチャレンジを!!

※答えは問題下記に記載しております。
  1. ◯ 食
    家族が不在の食卓で、おひとりだけで食べることです。「◯ 食」が続くと、好き嫌いなどを注意してくれる人がいないので、好きな物ばかり食べる傾向になり、栄養が偏り脳の働きも鈍くなっていきます。
  2. ◯ 食(バラバラ食)
    家族それぞれが、自分の好きなものを食べる事です。好きな物だけ食べるので栄養が偏り、好き嫌いを増すことになります。また、協調性のない、わがままな性格になりがちです。
  3. ◯ 食
    自分の好きな決まったものしか食べないことです。これも栄養が偏るのはもちろん、キレやすい頑固な性格になったり、肥満、生活習慣病を引き起こす原因にもなったりします。
  4. ◯ 食
    いつも食欲がなく、少しの量しか食べない事。◯ 食が続くと健康維持に必要な栄養が足りなくなり、気力が続かず無気力になります。
  5. ◯ 食
    パンやピザ、パスタ、ラーメンなど粉を使った主食を好んで食べる事です。米食と比べるとカロリーも高く、おかずも脂肪などが多くなり栄養も偏りがちです。
  6. ◯ 食
    加工食品など濃い味付けのものを食べる事です。塩分や糖分が多いため、高血圧症や動脈硬化を誘い、味覚そのものも鈍ってしまいます。

いかがですか?全問解けましたでしょうか?様々な「こ食」がありますよね。漠然と体に悪いだろうな、と思ってきたことはあっても、こうして現実的に問題として意識してみると(なるほど…)と考えてしまいますね。おひとりさまの場合は特に(私もですが…笑)「こ食」を避け、正しい食習慣を身につけるよう心掛けたいものです。

※ クイズの答え
(1)孤 (2)個 (3)固 (4)小/少(5)粉 (6)濃 

 

ここまで、皆食・共食・こ食などなど偉そうに説明させていただきましたが、あまり意識しすぎてもストレスになりますし、食べたいものを食べたい時に程々に楽しめば良いのではないかな、と個人的には思っています。笑

人は1日3食、1年で1095回食事をすることになります。
空腹を満たすためではなく、おひとりで気兼ねなく食の時間をたのしむも美し、ご友人や地域の人たちと美味しいお料理を囲み、楽しく過ごすも良し。
ただクイズの「こ食」については、記憶の片隅にでも置いていただいて、食べ過ぎていないか偏っていないか、たまに思い出していただけましたら幸いです。

 

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