納骨堂の選び方 7つのポイント

納骨堂の選び方 7つのチェックポイント

『新しいお墓のかたち 納骨堂とは?』で、納骨堂に関する詳しいご紹介をしました。

自分の希望を考え、納骨堂という形にしてみようとお考えの方へ、
今回は納骨堂の選び方についてご紹介します。

納骨堂を選ぶときのポイントは、通常のお墓を選ぶ際のポイントに加え、納骨堂特有のチェックポイントがあります。

 

納骨堂を選ぶときにチェックすべきポイント

1.宗派

宗派は一般的なお墓を選ぶ際にもチェックすべき基本的なポイントです。

墓地や霊園を管理しているのがお寺なら、そのお寺の宗教に準じる場合があります。
一方で、“民間霊園”と呼ばれる、民間の公益法人や宗教法人が管理している霊園の場合は、「宗派不問」「宗教自由」といわれるところがほとんどです。
『はじめてのお墓探し 4つのチェックポイント』参照)

納骨堂に関しても同じで、納骨堂を管理している主体によって、宗派が異なっていますので、特定の宗派を希望の場合は事前に確認する必要があります。

 

2.入壇の必要は?

こちらも、一般的なお墓の場合にもチェックしたいポイント、
寺院が管理している納骨堂の場合、そのお寺の壇家に入らなければならないのかどうかも大切な問題です。

お寺の壇家に入るということは、法要などもすべてそのお寺さんにお願いすることになりますし、後継者にも続いていくことです。
また、壇家料などの費用もかかることになります。

 

3.アクセス

納骨堂は、アクセスの良さを売りにしているところが多くあります。
実際に、納骨堂の特性上、都心や都心から近い地域、郊外や地方でも駅から比較的近い地域にあることが多いです。

しかし、いくら家から近いところに位置していても、実際には駅から歩ける距離じゃなかった、
メジャーな駅が使えるけど、そこから長時間バスに乗らないといけない、
バスが使えるけど、バスの停留所からまた歩かないといけない、などといったこともあります。

家からの単純な距離や、具体的ではない好アクセスの売り文句だけを鵜呑みにするのではなく、最寄り駅から実際に行きやすいのかどうか、自宅からその最寄駅までのアクセスも楽なのかどうかを確認してから選ぶとよいでしょう。

 

4.収蔵できるご遺骨の数

個人のお墓として自分だけが入る納骨堂をお探しの場合はチェックする必要はありませんが、ご夫婦や、お子さんも一緒に入ることを見越している場合はぜひチェックしておきたいポイントです。

一つの納骨スペースに何体までのご遺骨を収蔵可能なのかは、それぞれの施設によって異なります。
施設ごとに、骨壷に入れる場合と、骨壷ではなく専用の納骨袋に入れる場合など、それぞれの収蔵可能数を目安で案内されています。
骨壷に入れる場合は1〜2体、専用の納骨袋を使用すれば最大で8体まで収蔵可能としている施設もありますので、こちらも事前にチェックしておきましょう。

 

5.納骨の期間

納骨堂に最初に納骨する際は、屋内施設のロッカー状になった個別のスペースに安置されますが、一定期間を過ぎると永代供養墓(※)に移されることが多くあります。

納骨堂は永代供養墓だから安心と思っても、個別の納骨スペースに永代に渡って安置されるかどうかは、別途チェックする必要があります。

個別の納骨スペースの使用期限が定まっている場合、その期間は施設やプランによって異なりますが、例えば33回忌を過ぎた時に、屋外の永代供養墓に移されます。
この永代供養墓は、「合祀墓」とも呼ばれ、他の方と一緒に入るお墓です。
そのため、永代供養墓に移される際には、骨壷からご遺骨が出されることがほとんどです。

個別収蔵にこだわりたい方は、永代にわたって個別の納骨スペースを使用できる施設を選ぶ必要があります。
そういった施設はまだ少ないのが現状ですが、中には年間管理費を支払っていれば、永代にわたって個別収蔵が可能な施設もあります。

※永代供養墓:お墓を運営するお寺や霊園が永代に渡って管理・供養してくれるお墓のこと。屋外の共同の墓石の下に、他の方と一緒に眠る合祀墓の形がほとんどです。
『はじめてのお墓探し 4つのチェックポイント』参照)

 

6.施設や管理体制が充実しているか、参拝方法など

納骨堂は、新しいお墓のかたちとして注目されていますが、その理由の一つとなるのが、これまでのお墓のイメージとはまったく違った明るくやさしい雰囲気の環境づくりにあります。

一見、お墓がある施設とは思えないような、洗練された空間が整っている施設も増えてきています。

そこで眠る方にとっても、お墓参りに行く人にとっても、いつでも清潔できれいに保たれた明るい空間であることは、納骨堂を選ぶ上で重要なポイントになってきます。

また、個別に参拝できるスペースがあるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
納骨堂は、家族の墓石がないため、墓石の前で手を合わせるということができません。納骨スペースは大きなロッカールームのようになっていて、その中に入ることはできません。(施設によって異なります)

そのため、専用の参拝室があり、ご遺骨を取り出してプライベートな空間で参拝できるのかどうか、または、機械式の納骨堂でいつでも家族のご遺骨を呼び出して、目の前で手を合わせられるようになっているのかどうかも、納骨堂を選ぶ大きな基準となるでしょう。

 

7.価格

納骨堂は、墓石を建てる必要がないので、一般的なお墓に比べると安価な傾向にあります。

では、同じ納骨堂の中での価格の違いはどういったところから生まれるのでしょう。

ひとつには、4でも触れた収蔵可能なご遺骨の数が関わってきます。
個別の収蔵スペースが広いほうが価格が高く設定されることがあり、ご夫婦用とご家族用とでは価格が異なってきます。

また、5の納骨の期間にも左右されます。
当然ながら、個別スペースを使える期間が長いほうが、価格も高くなる傾向があります。

そして、3のアクセスや6の施設や管理体制も価格の差に関わってきます。
都心の駅から歩いていけるような好立地に位置している納骨堂や、施設や管理体制が充実している納骨堂ほど、価格が高くなります。

納骨堂の価格相場

施設・管理の基準は、納骨時の戒名や法要をされるかどうかなども含みます。

年に一度は法要を行ってくれ、施設も常に清潔に保たれているような施設なら安心ですね。
こういった納骨堂の費用相場(初期費用と永代供養料などを含んだ金額)は50万円前後といったところです。
この相場からかけ離れて安いところは、納骨時の法要がないなど、そっけないサービス体制の場合がありますので、注意が必要です。

最新の機械式の施設になると、費用相場は80万円前後と、少し上がります。

 

終活で自分のお墓を納骨堂に、と考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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