実在の30人余りが書いた終活ノート

amazarashi」という日本人アーティストのミュージックビデオで、実在する30人近い人々がエンディングノート(終活ノート)を書いたのをご存知でしょうか。

『エンディングテーマ』MV

こちらは世界初、アーティストの歌う動きにあわせてリアルタイムのフェイスマッピングを実現したミュージックビデオとして注目された作品でもあります。

2116年、世界人口1人。「人類最後の人」が消えていく様を描いているストーリー。この映像の中でたくさんの人がエンディングノートへ言葉を書き記していくシーンがあります。歌詞とリンクした質問に答えていく彼らの言葉を見ていると、自分だったら何と書くだろうか?と思わず考えてしまいます。

エンディングノート

エンディングノートを書く難しさ

死にゆく己の意思を書き記すため、また残される遺族のため、エンディングノートを書くことの必要性は多くの人が感じるようになっているのに、実際に「書いた」人は増加傾向にあるもののまだまだ少数。死と向き合い、カタチに残す難しさ・取っつきにくさがどうしてもハードルを高くしてしまっているようです。

そこで、です。
すべての入り口を自分にしないで違ったところから入ってみるというのも一つの手ではないだろうか?と思い今回、動画をご紹介させていただきました。こう言った動画、例えば本でも絵でも何でも良いと思います。何か自分の好きなものや心の琴線に触れたものを大切にし対峙し、ご自身なりのカタチにしていかれてるのもまた楽しみではないだろうか、と。

エンディングノートを書いてみたい、そう思われる方は何か残したい想いや情報があるはずですから、その気持ちを少し膨らませてくれる何かを日々の中で見つけられると、ノートもスラスラっと書けたりするのかもしれません。

最後に、ミュージックビデオのクリエイティブディレクターをなさった本山さんの一言を。

「無数の情報があふれて、一日中スマホを見て、他人の意見に左右されがちな時代に、ちょっと立ち止まって自分の人生とは何か、自分にとって本当に大切なものは何か、渇望するものは何かを見つめなおすきかっけになってほしいです」
(クリエイティブディレクター本山さん)
GIZMODEより抜粋

世にでる作品には、表に立つ人だけではなく関わるすべての人の想いと熱量を含んでいて、その最終形態を私たちは目にしているのだと思うと、なんだかありがたく嬉しくなります。

エンディングノートも、人として自身の人生の最後と向き合って作るいわば「作品」。制約なくお好きなように、ご自分だけのノートを作られてみてはいかがでしょうか。