「最新式の埋葬法」をどう見るか

埋葬の形式については、これまで何度か扱ってきました。

世界的に火葬が主流となってきていますが、アメリカでは宗教的理由から、依然として土葬が主流です。
そのためエンバーミング技術(遺体を長期保存する技術)の発展などが見られますが、「増え続ける墓」の問題や、高額な費用、エンバーミング技術が解決できていない環境への悪影響などから、その埋葬法への疑問の声も少なくありません。

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最新科学による合理的な埋葬

ほとんどの埋葬が火葬である日本、8割程度が火葬であるスイスやイギリスが、現在、「合理的な埋葬」の先進国として知られています。
ただ、ここでも何度か述べていますが、埋葬方法の選択において、最優先されるのは「合理性」ではありません。
それぞれの土地の死生観に基づき選ばれてきた埋葬法があり、それが科学的に合理性を持っていないのは当然のことでしょう。

では、もしも死生観などを介在せず、もっとも合理的に遺体を処理するとすれば、現在、どんな方法が可能なのか?

※以下に紹介する埋葬法は、現時点ではどこでも認可されていません

冷凍

まず、「冷凍葬」と称した埋葬法。スウェーデンの科学者が発案しました。

1.液体窒素で遺体を凍らせる
2.振動によって、凍った遺体をわずか数分で小さな粒子にする
3.粒子をフリーズドライ後、歯の詰め物などを除く
4.火葬によって生じる遺灰、のようなものが残る

というものだそうです。

アルカリ加水分解

1.遺体を入れた容器に水とアルカリ液を満たし、圧力で160度まで温める
2.12時間後には骨だけが残る

終わりに

上記にご紹介した遺体処理法は、環境にも優しく、低コストで済み、土葬のように広い土地を必要としません。
おそらく、科学技術の躍進とともに、今後も新たな「合理的」埋葬法は開発されるでしょう。

幸い、ここ日本では比較的合理的な「火葬」がそのほとんどのため、あまり頭を悩ませる必要はないかもしれませんが、こうした「最新式の埋葬法」を見聞きした時、どのように感じたか——、そのことから、自身の埋葬に対する隠れた想いを逆照射してみるのも、一案かもしれません。


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