2017下半期総集編 ①異文化編

筆者が「終活マガジン」で記事を執筆してから半年。
今回から4回にわたり、2017年の記事の総集編をお届けします。

気になるテーマを見つけ、それぞれの記事をお読みいただければ幸いです。

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異文化編

総集編第一回は「異文化編」。
異文化から学ぶ「終活」」と銘打ちシリーズ化しているもので、2017年の下半期は8つの記事を掲載いたしました。

「異文化」を扱うため、必然的にその内容は異国の宗教や文化のものになります。
そして、宗教や文化の違いにもっとも影響されるといっても過言ではないのが「死のカタチ」でした。

医療における問題

「医療」という科学の影響のおおきな分野においてもその違いは顕著で、シリーズ外でも「「積極的」安楽死の問題」として、その差異を取り上げました。

特に「ターミナルケア」や「安楽死」の問題は、高齢化の進む日本においては差し迫った問題であり、異国でのそれらのあり方に学ぶべきことは多いように感じます。

とはいえ、いくら医療や科学が均等に発達しても、最終的に迎える「死」においては、その国々の死生観が問われます。
その時、無宗教のかたが多い日本において「死」をどう考えるか。
それもまた、異文化から教えられることは豊富でした。

チベット死者の書

特に、4回にわたる記事とした「チベットの死者の書」は、「(比較的馴染み深い)仏教であること」「欧米への影響力」そして「日本文化への影響」の点から見ても、大変興味深いものでした。

また、チベット仏教が日本で知られるようになった大きな理由である人類学者の中沢新一からは、昨今「樹木葬」が注目されている背景のヒントを得ることもできました。

終わりに

どうしても曖昧で捉えるのが難しい「死」。
それを考えるうえで、異国との差異、あるいは同じところ、を知ることは、とても効果的です。
異文化から学ぶ「終活」」シリーズは今後も継続していく予定です。

総集編第二回は、「図書編」をお届けします。