
最後の晩餐
「最後の晩餐」。本当に「死」を目前にした時、自分はいったいどういったことを望むのでしょうか。
「最後の晩餐」。本当に「死」を目前にした時、自分はいったいどういったことを望むのでしょうか。
われわれ人間は、最期まで「終わらない」。可能性の終わりを迎えることはないのです。
実生活において、たとえば友人などに「死後の世界についてどう思う?」などと問うことはありません。なぜなら、返ってくるのは心配の言葉だからです。
本稿ではアメリカの名門イェール大学にて行われている講義「「死」とは何か」、それを書籍化したものをご紹介したいと思います。
「答え」が得られそうにない難問を想う時、重要なのは自身が「それをどう見るか」にあるのではないでしょうか。
「精神の死」を迎え、しかし「肉体だけが生きている」。果たして「脳死」の状態と遺体との違いには何があるのでしょうか。
死生観と社会問題の摩擦。いま、われわれは「肉体の死」と「精神の死」についてあらためて考えてみる必要があるのではないでしょうか。
「死」を「神聖」で覆ってしまえば、都市空間にも斎場は存在できるのではないか。無宗教の国ではそうした方法が最善なのかもしれません。
西本喜美子さんのバイタリティ溢れる「発信」。「老い」を感じさらにそれを「楽しむ」ということこそが「終活」なのかもしれません。