西側から足を踏み入れると、一見、隠れ家的な雰囲気が強い戸越公園ですが…
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7785,7686
北側の正門はご覧の通り!!門構えもさることながら、松の植栽が見事です。
正門は別名薬医門と呼ばれています。
住宅街寄りに位置している冠木門(東門)も立派な造りですね。
戸越公園は、現在でこそ「公園」と位置付けられていますが、元々は江戸時代に建てられた肥後国藩主細川家の下屋敷でした。
住居ではなく狩りや茶会を催すために利用されていたようで、いわゆる「別荘」としての役割を担っていました。江戸の武士らしい簡素な造りが非常に趣深いですね。
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公園内は、池を中心に渓谷や滝、築山などの配置の中を一周する回遊式庭園となっています。
茶人・作庭家として名を残す小堀遠州が造った庭園の一部を利用しており、素人ながらも見事な造りに思わず足を止めてしまうたたずまいです。
1935年に東京市立の公園として開園した後、戦後5年後の1950年に品川区に移管されました。現在も、品川区が管理しています。
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四季折々の花々や、美しい植栽が楽しめる、品川区を代表する公園です。駐車場はありませんので、お散歩しながら足を伸ばしてみるのがよいでしょう。
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公園の中程にある休憩スペースでは、池を見ながらおやつタイム。商店街の和菓子屋・倉田屋さんで買ったみたらし団子と、温かいお茶でまったりしながら休憩です。
丸山寺墓苑にお越しの際は、是非足を伸ばして立ち寄ってみてください。